無題

みんな声あげようぜみたいな雰囲気になってるから書きます。

私はネイノーさんのブログでいうところの、一番最初に出てきた「ある方」です。簡単に言うと、“間違って勝ち上がってしまった人”です。

高い点数を取って「え?」って言われる程堪えるものはないです。いやいやもっと悲しい人はいるよと言われればおしまいですが、少なくとも私にとっては性格的に一番ダメなシチュエーションでした。一番やっちゃいけない人にやってしまいましたね神様はいじわるだ。

これは絶対にそんなことないって頭では分かってるので特に何も触れてもらわなくていいんですけど、私の根底に「こんなにみんな面白いのに、私みたいな面白くない奴が大喜利会の貴重な時間を奪ったら申し訳ない」っていう考えがあるんです。私は他の人に対してそんなこと思ったことないし、絶対的に間違ってる考えだってことは頭では分かってるんです。だけど、生大喜利に興味を持ってから、ちゃんと始めるまでに丸一年かかってるのもそれが根底にあったからなんです。キルヒさんと虎猫さんに踏み入れる勇気をもらって現在に至ります。ありがとう。

で、このことを虎猫さんの夏期講習の時にも話したんですよね。「自信がなさそうに見える」「窮屈そう」って言われて。そのときに「まさか今もそう思ってないですよね?」って聞かれて、「今はさすがにそんなことないです」って答えたんですけど、全然嘘ついちゃってました。すいやせん。でへへ。
ただ当時と今で違うのは、「自分にも面白い時がある」って言えるところです。絶対的に間違ってるんですけど、正直に言うと、ウケた時も嬉しいというより「自分はまだここにいていいんだ」という安心感が先行しちゃうんですよね。これを思ってる限り成長はないってことも分かってる。自分の課題は「とにかく自分自身を好きになって自信を持つこと」なので。なんでこんな簡単なこともできないんだよー

かなり話は逸れましたが、話を戻すと、敗者トーナメントAで私はまぁ鳴かず飛ばずではぁ前回と同じかと肩を落としていて、何もしてないと自己否定の感情が襲ってくるので、マイク渡し係などをして少しでも役立てたという「大会にいた意味」を作って誤魔化してました。マイク渡した後は投票をして、何も考えずに他のブロックを楽しんで見ることができました。面白すぎたのでもう楽しんで見ることに完全にシフトチェンジに成功して、「今日はデリトマさん調子悪かったですね」とか言われても「そうですね〜」と何も考えず笑って返せるようになりました。これは凄い進歩だ。

そして訪れた結果発表。私は完全にシフトチェンジしてたので、大喜利の主電源を落としてました。そうして、みんなに疑問に思われながら私は大喜利をすることになりました。

負けトナ2回戦、私は最初のブロックに出なきゃいけない。『本来勝ち上がるはずだった人がいたらもっと盛り上がっただろうなぁ』と思わせてはいけない、自分がそこにいる意味を作らなきゃいけないという思いに駆られ、必死で主電源を立ち上げてました。かなり追い詰められていた一方で、「私が楽しまないと良い答えを出せない」というひとつの答えにも向かわなきゃいけなくて、感情がクライマックスを迎えてました。そんな感情が終わってる奴が前に出たら盛り下がることは必至だし、気にしないふりしてないとウケるはずがないどころか他のプレイヤーにも迷惑がかかるヤバいと思っていたら、普通に30秒前くらいから急にフラットになりました。多分冬さんが間接的に声をかけてくれたからなんですが。本当にありがとうございます。救われました。
(ここを読み返したら、感情CLIMAX 優勝 棚橋必至 という言葉が思い浮かびました。思い浮かんだだけにしとければいいのにね)

結果、負けトナ2回戦はかなり楽しかったです。特段面白いわけではなかったけど、ちゃんとハネたお題の一部に協力はできたのかなと思いました。

こんな豪華なメンバー大喜利大会もなかなかないし、オンバト式の計量は楽しいし、続いてほしい大会です。生命の輝きさん優勝おめでとうございます。決勝凄かったなー

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